雷鳥の里

記事書くたびに前回が化石になってるのやめない?

ZIGちゃんと遊ぼう ~成田編~

 こんにちは、えるです。

 今回は以前紹介したトイデジを買ったときから楽しみにしていた、成田山公園での紅葉狩りのダイジェストをお届けします。成田通い自体は3年目なので、前置きはこのへんにして早速いきましょう。

 たぶんサムネという概念があるので最強位置からの1枚を最初に貼ります。

 

 んで今回はちゃんと諸々の営業時間を考えてお昼前に成田に到着したのですが、

 ぎんしお少々の聖地?――たぶんそう 部分的にそう

 

 蕎麦屋が……ない……まほろさんの鴨そばが……。いつでも来れると舐めていたところはあるけどこんな早く刺されるとは……。

 出鼻を挫かれましたが気を取り直して新勝寺へ。

 総門周辺。やっぱりエフェクトなしで距離が離れているとかなり綺麗に撮れる。ただこの後もずっと痛感し続けますが光量差に対しては弱く真っ白か真っ黒になります。

 運勢自販機。このへんからエフェクト(ビビッド)多めです。

 成田山公園入口。お寺部分はけっこう人が多かったのもあって今回ほとんどの時間を成田山公園側で過ごしてます。

 例の滝のあたりの木漏れ日が綺麗なところ。謎ビームが写り込んで面白かったので何枚か撮りました。

 こんな感じの滝がありまして、iPhone撮影だとこうなります。

 やっぱりおかしいでしょこの光源処理能力。どうなってんの。ZIGちゃん買ってからひしひしと感じるiPhoneカメラの化け物ぶり。

 ちなみにこの滝には営業時間が存在し、朝7時に行くと水が出ていないので、早朝に行かれる方はご注意ください(宣伝)。

famichickkudasai.hatenablog.com

 滝周辺のオブジェクト。いい感じの雰囲気が出せたのではないでしょうか。

 これもサムネ用にしようか迷った一枚。日陰から撮ったせいかかなり綺麗に反射してくれました。

 影がかなり濃くなります。もうそういうものだと思って活かす方法を考えてます。

 動物たち。数歩歩いては毛繕いする猫様としばらく一緒に歩きました。iPhoneの方でもいいのが撮れたのでどうぞ。

 竜智の池周辺。

 二重露光で何かしようとしたやつ。本当は「建物の形がわかる影」で紅葉の景色を切り抜く、みたいなことがしたかったんですが、両方が揃っている場所が意外と無かったです。

 銀杏だけの空。こちらiPhoneの方でもめちゃくちゃ綺麗なので見てください。

 私のお気に入りスポット、今年は復活してました。去年はここの雑草が処理されておらず、「見せる場所」ではなくなってしまったものと思っていました。嬉しい。

 進んでいくとこんな感じの場所があります。行かれた方は探してみてください。

 なんとなく別エフェクトで撮ったものも置いておきます。緑茶飲みたい。

 これで最後、さっきやりたかったやつです。どうにかしてこれを「建物と植物」で綺麗にやりたい。

 今回は以上です。次回はたぶん八景島シーパラダイスで、ZIGちゃんvsバンドウイルカなどが投稿されます。

 

 おまけ。

 駅の中にあった別の蕎麦屋(うどんもあるよ)。ここ数日めちゃくちゃ春菊の天ぷらが食べたかったんですが、奇跡的に春菊と海老だけで構成されたかき揚げに出会えました。とてもおいしかったです。

 今日も飯には敗北するZIGちゃんかわいいね…。

トイデジを買いました ~しながわ水族館編~

 買っちった。

 BONZART ZIEGELです。ZIGちゃんとでも呼びましょうか。

・経緯など

 雑に言うと一目惚れですね。

 以前より写真を撮るのは好きだったのですが、同時にSNSにアップするという用途の都合上、スマートフォンで事足りる、というか利便性からもそれがベストでした。そこから現在も推し漫画作品のひとつである「ぎんしお少々」との出会い等、トイカメラやフィルムという記録媒体の「手段の代替にとどまらない固有の魅力」について知るきっかけこそあったものの、憧れだけ抱いたままでしばらくは手を出せずにいた、というのが最近までの状況です。

 そんな中本当に突然、特に用もなく寄り道で訪れたヨドバシのトイカメラコーナーで、子供用や写ルンです系のカメラに混じって見つけたのがこちらのZIGちゃんでした。なんか一人だけ正方形で曲面で、玩具っぽさも確かにあるけどどこかお洒落で、明らかに周囲から浮いて見えました。

 で、売り場で見本を手に取ってみたり、帰ってメーカーのホームページ見たりしたんですが、どうもぎんしおで見てきたようなトイカメラではなさそうで。具体的には裏面に液晶の画面がついていたり、記録媒体がSDカードだったり、あとはカラーエフェクトとかフレームとか二重露光とか、そういうものが機能としてついている。wikiなんかを見ても「トイデジ」としてトイカメラとは区別されるらしく、これはオーバースペックというかレギュレーション違反なのでは???

 しかし、上記のホームページではもちろん、こちらはこちらで魅力があることも伝えてくれていますし、何より見た目で惚れるというのは強いです。ぎんしお作者の若鶏にこみ先生も「自分が持った時ワクワクできるカメラがいいよ」と仰っています。都合のいいときだけ天啓扱いするんじゃないよ。

 とまあ冗談はさておき、ちょっと迷いはしましたがキミにきめた!ということで、もゆ色…よりちょっと濃いターコイズを購入。爆速で届いて困惑しつつ迎えた最初の休日、まずは互いの理解を深めるため、とりあえず知らん場所にお出かけしようか、となったのでした。

 

しながわ水族館へ行こう

 ちょうどフォロワーさんが海遊館へ行った写真を見たばかりだったので、ほぼ即決で水族館行きにしました。関東圏でもまだ行ったことのないところは複数ありますが、今回はその中からしながわ水族館をチョイス。知らないところなので選んだ理由とかも特にないです。いずれ全制覇したいので今行かなくても順番が変わるだけなのだ。

 JR大森駅からしばらく徒歩。別で買ったZIGちゃん用の充電池がまだ届いておらず、この日はモバイルバッテリーで動かしていたため水族館まではスマホで撮っています。

 しばらく歩くと集合住宅の隙間から水族館の入り口が。広い公園と一体になっており綺麗に整備されています。

 

・反省

 どうして等速に戻す必要があるんですか???

 入館前から申し訳ないのですが、色々やらかしているので先に書いておきます。先述のバッテリーの件で、館内では片手にZIGちゃん、繋いだモバイルバッテリーを胸ポケットに入れて探索していたのですが、事前に設定していたタイムスタンプ機能――要は写真の端に日付時刻が表示されるやつです――これが電源を喪失するたびに日付の記憶が消えるらしく、これに気付く終盤まで初期設定の「2019/01/01」が表示されたままになっています。本人が多機能でも私がポンコツなためにちゃんと失敗も経験できている。もしかすると想定していたよりは「上手くいかない」ができるかもしれないのはちょっと嬉しい(これってぎんしお読者意外に伝わるのでしょうか)ですが、それはそれとして早く仕様に慣れたいと思います。

 とにかくミスってますが許して、という業務連絡でした。

 

・館内へ

 ここからZIGちゃん始動です。まぁスマホもちょいちょい使っていますが。ソロで動いていることもありTwitterで実況せずにはいられないオタクなので…。

 とりあえず1枚目。

 逆光!!!普通はこうなるんですよね。これをいい感じに調整してくれるスマホの方が逆にバケモンなのでは?という気持ちになります。画質は想像よりだいぶ良い。良すぎてコメントに困るくらいです。先程の日付のやつは、本体裏の液晶だとちっちゃすぎて気付かないけど普通に目立ちますね。

 コーナーとしては東京湾に注ぐ川。水族館の導入としておなじみで安心感がありますね。

 導入で思い出したんですが、エロ本の描き出しとか展開、描き手は毎回同じにならないよう苦悩するけど読み手側は案外いつものを求めていたりするって話をつい先日聞いて、なるほどなぁと思いました。私は描いてもいないし「いつもの」を持つほど数を読んでもいないのでそのときは「ふーん」止まりだったのですが、そういった苦労があって尚ペンを執り続ける表現者への感謝と尊敬をいちオタクとして絶対に忘れないようにしないといけませんね。何の話だ。

 1枚目の水面下。わかりやすい逆光でなければ「ちょっとざらざらしてる」くらいの画質で普通に写真が撮れるみたいです。

 引き続き東京湾エリアで別水槽。やっぱり光量差と動きには弱いところがあるようです。一つ前で「案外大丈夫かも?」となってしまったことに不安を覚え、上手くいかないことに逆に安心している。別に苦労するのが目的というわけではないので、このへんはもっと気楽にやった方がいいんでしょうね。せっかくお迎えした相棒なわけですし。

 この先館内は右方向に続いていましたが左手屋外にはイルカのステージがあったので先にそちらから。

 イルカです(半ギレ)。これはたぶん誰も悪くないんですけど、階段状の客席でイルカといい感じの(半端ともいう)距離を保つのは難しいし、画質云々以前に屋外なのでガラス面が終わっている。たまに普段乗らない方面の電車に乗って、窓が汚すぎて嬉しくなることがありますが、カメラを向けていて同じような感覚でした。無理じゃんこんなん(楽しい)。

 続けてペンギンさん。イルカステージからこの後のアザラシ館まで屋外通路で繋がっています。日光も風も入りますが基本屋根あり。雨でも安心です。

 ここで機能紹介。こんな感じのフレームをつけられます。お洒落。他にもう一種、中判フィルムの控えめな黒枠と、それぞれ文字無しがボタンひとつでつけたりつけなかったりできます。

 次はアザラシ館。館の名前の通りここだけ(一応)別棟みたいです。ZIGちゃんとスマホ、一方でしか撮ってない箇所がちょこちょこあってここは一時的にスマホですが、急に戻すと画質がすごい。

 で、しばらく水面を眺めてたんですがアザラシどこ?陸で寝てるわけでもなく困惑しながらそのへんをうろうろしていると


 いました。たぶんアザラシがたまに顔を出し人類が喜ぶ用途の穴だと思います。けっこうぎちぎちに詰まってる感じがするんですが、ちゃんとそこから出られるんですか。

 ちなみに可愛すぎてここだけ何枚もあります。

 先程の筒の先には水面下へ潜る階段があり、今度は下から観察できます。

 こんな感じで全面見られるトンネルになっています。上からは見えなかったけどさっきの寝てる子以外にも数頭がのんびり泳いでいました。

 でもやっぱり全体的に眠そう。こんな感じでふわ~っと沈んできます。実際水中でも寝られるそうです。

 満喫したので本館へ戻ります。

 本日の可食部。水の透明感と鰯の銀色が輝くライティングでとても綺麗でした。じゅる。

 鰯の反対側には大きなプールを上から見られる窓があります。すみだの子供ウミガメを見慣れているせいか成体の大きさにびっくりしました。このサイズなら頑張れば竜宮城いけそう。でもこのサイズの野生動物にちょっかい出す勇気のある人間の子供いるか???

 ここで一旦CM。先述のフレームのおとなしい方とカラーエフェクト。ZIGちゃん呼びはこっちのフレームからですね。カラーエフェクトもこんな風に「いい感じに」してくれます。ビビッド・セピア・モノクロなど種類も豊富で絶対楽しいので上手に遊べるようになりたい。

 写っているのは水族館設備の模型です。水槽の中に水槽の模型がある…。

 1階はここまで、背後の目立たない階段から地下へ。

 ZIGちゃんVSクリオネ。一応裏面こんな感じですよっていう紹介も兼ねて。簡素なボタンと簡素な液晶がついています。簡素なので撮った写真の出来はよくわかりません。

 しかし左手にカメラっぽいものを持ちながら右手のスマホで写真撮ってるだけでもよくわからないのに、この構図は完全に不審者。あまり人がいない平日昼でよかったです。

 対戦ありがとうございました……。

 中央の白い靄がクリオネです。たぶん。

 気を取り直して先へ進みましょう。さっきのウミガメがいた大プールの下です。水族館としてそこまで広い方ではないと思いますが、こういう力の入った見せ方があると満足度が高いですね。

 当然ウミガメさんも撮りました。揺れる青い光に悠々と泳ぐシルエットで最高。写真だと一瞬が切り抜かれる形になりますが、それでも綺麗なのが伝わっていると嬉しいです。綺麗すぎて通路の真ん中でしゃがんで連写しました。人がいなかったので許して。

 水中トンネルを抜けると次はクラゲの仲間たち。タコクラゲはそこそこの大きさがあり透明度も低めなせいかちゃんと撮れてますね。

 ちょっと見づらいけどサカサクラゲ褐虫藻と共生しているそうですが、ここやすみだ水族館で見られる個体は体が青っぽいですね。検索すると出てくる画像はもっと舞茸っぽいのですが、なんででしょう。

 コーナーは変わってもまた透明な魚。この大きさで完全に透明なのはお目にかかったことがなかったのでちょい興奮。綺麗でした。

 透明感がよくわかるスマホ版も置いておきます。

 アシカさん。大人のオスはたてがみを持つことから海のライオンと呼ばれるとか。実際は尾鰭が痒いのかずっと同じところで回っていて、どちらかというと犬猫みを感じていました。

 ちなみに写真がスマホ版しかないのは俊敏すぎてZIGちゃんが敗北したためです。アザラシとはえらい違いだ。

 余談ですが京都水族館ではオットセイとアザラシがすぐ隣に配置されているため、しなやかなエッチさと圧倒的な重量感の対比が鮮烈に印象に残るのでおすすめです。私はどっちも好きですがどっちか選ぶならでかふとのアザラシです。

 なんか眠そうだけど顔出してファンサしてくれるカワウソくん。

 天井の光源隠しに木の枝を使っているせいかめちゃくちゃ緑になっていますが、肉眼だと普通に見えているので撮れた写真にびっくりします。この手の目で見たのと違う現象、撮影機器の限界なのか人間の頭が勝手に補正しているのかわからなくなるんですが、どっちにしても人間の感覚の方にかなり近いものをお出ししてくるスマホカメラの光源の取り扱い性能、マジですごいんですね。

 ??????

 カワウソかもしれない謎の哺乳類のクレーン。かわいい。ショップとかではなく展示エリアのすみっこに置かれてました。プライズゲームの心得はないのでチェキのみです。

 おっとえる選手、ここで右下のタイムスタンプに気付いたようです。ついでにカラーエフェクト機能も使って遊ぶ模様。遅くない?未探索エリアあと僅かなんですけど??

 というわけで逆走もしつついい感じになったものを抜粋します。

 先程の透明フィッシュ付近から、ヘコアユとタツノオトシゴ

 単純に水を大きなガラスの塊のように撮れるだけで綺麗なのですが、色味や画質のざらざらした感じなど、求めていたものが撮れた気がしてとても気に入っています。

 青い光の強い水槽はそこまで違いはありませんが、影や水槽外はだいぶ色の変化が強いですね。

 こちらも比較的私の「トイカメラの成功体験」のイメージに近い写真になりました。

 最後の未探索エリア。マジでここしか残ってない状況で気付くのなんなんでしょう。

 館内は以上となります。いやー大ボリュームでした。みんなも行こうしながわ水族館

 ちなみに外も綺麗な公園なので暑くなければ気持ちよくお散歩できます。秋にまた来たいですね。

 

・感想

 単純に水族館好きが初見の水族館へ行ったら当然楽しいのですが、新しいカメラを持って知らないところへ行くの、本当に良かった……。撮ったものを後からじっくり眺める性質上こうやって日記にする作業とも親和性が高く、思っていた以上に充実しています。今後もいっぱい撮っていっぱい見せびらかそうと決意しました。

 

・巧妙な宣伝

 フィルム写真という趣味を通じて深まる女の子たちの関係性を描く若鶏にこみ先生の漫画作品「ぎんしお少々(芳文社・全2巻)」好評発売中です。今回ZIGちゃんをお迎えするに至った直接と言ってもいいきっかけです。いくら感謝しても足りない。

seiga.nicovideo.jp

 3話まで読める!4話以降も読め!

 

・おまけ

 ZIGちゃん、飯の撮影に弱い。

 この日はお昼前に大森に着きそのまま水族館へ行ったため、空腹のあまり炭水化物vs炭水化物vsダークライをしてしまったのですが、個人的には無し寄りかな…となりました。味は悪くなかったですけど。今後の人生の糧とします。

かみねぐしまい聖地などなど

 ついに来ました!

 若鶏にこみ先生の新連載!

 うれしい!

 みんなで読もう「」!!

 今月までが導入部分っぽいのでリアルタイムで追うチャンス!!!

 

 というわけで1話のあたりに行ってきました。

 ぎんしお連載開始時より有識者フォロワーが増えたため、かなり早い段階で場所を知ることができました。感謝。

 例によって写真まとめて置いてあるだけです。後半では今のところ無関係の水族館もあります。

 亀戸着。1話の帰宅ルートとは逆向きになりますが、ここからサンロード中の橋商店街(1話6P目の回想)と亀小橋(かみさまが落ちてきたとこ)を経由して平井まで歩きます。

 写真はいつもの存在しない背景をでっち上げるシリーズですが、どっちかっていうとこれはぎんしおっぽいですかね?

 駅を出てそのまままっすぐ進み、首都高7号。初めて来る場所なので迷子防止のためこれに沿って歩きました。

 高架下に…何?なんで?綺麗に整備されてて池と東屋がある…。

 ここも背景に出てきそうな感じはするけど、姉妹の家から見ると学校とは逆方向。後述しますが平井方面マジで何もなかったので、遊びに行くとしたらこっちなんですかね。

 鳩の皆さん。

 人間は恐るるに足らないことを理解していてかしこい。

 来ましたサンロード中の橋商店街。ツギちゃが「人いなかったな…」となっていたところです。平日昼でしたがそこそこ人がいていて活気のある商店街という感じでした。

 ここから人が消えたのを気付かないと思われてるまえなさん!?そりゃバカにすんなとなりますわ…。でも普段どんな感じでそう思われてるのかは気になりますね。

 おやつ。

 メンチカツとかチキンカツが140円とかで並んでる中で30円だったので何事!?となり買ってみたのですが、これといった異常性(SCP的表現)はなかったので次回はメンチカツ食べてみます。

 次の目的地である神様降臨場所へ。首都高の高架下がずっっっっと広い歩道だったので非常に快適でした。雨の日とかも楽だろうなこれ…。フェンスで細かく区切られた駐車場と駐輪場しかないうちの近所の高架も見習ってほしい。

 写真は撮ってないですが平井に近付くにつれ、この両側が高層集合住宅だらけになっていきます。亀小橋までは誇張ではなく本当にそれしかない。綺麗に開発されてはいるんですけど。

 #かみねぐしまい
 辿り着きました。旧中川の亀小橋です。

 ここまで分け入っても分け入っても白いマンションだったので、急に視界が開けてここに出たときは若干の感動すら覚えました。

 背景の構図4連発。天気のせいもあり大変気持ちが良かったです。既に暑かったので夏になる前に来られたのはラッキーだったかも。
 これで用は一通り済んだので平井駅まで適当に歩きます。

 #かみねぐしまい存在しない背景未来予知部

 だいぶ平井寄りなのでたぶん存在しないですが雰囲気が良かったので。

 これで前半の部は終了です。この後は葛西臨海水族館へ。

 っとその前に宣伝です。

seiga.nicovideo.jp

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 若鶏にこみ先生の前作「ぎんしお少々」1巻が電子版で23日までセール中!まだ読んでない人は読みましょう!

 水族館っつって溜めておいて申し訳ないのですが、途中にかなり微妙な規模の屋台ゾーン(十数メートルにわたって5店くらい。平日で閑散としているのに無理してやってくれている感があり謎の罪悪感があった)があり、そこで昼食をとることにしました。

 写真はチキンケバブサンド。選んだてりやきソース越しにもわかるくらいしっかりスパイスが効いていて、たぶん他のソースの中に一番合う本場のやつがあったんだろうなと若干の後悔。喧嘩してるわけじゃないし美味しかったですけどね。

 というわけでいざ。水族館って入場料4桁の年パスがその2倍くらいのとこが多い気がするんですけど、ここはやたら安いですね。かわりに(?)年パスは4回分の2800円でした。

 良い海風でした。

 最初の方の大水槽。最近の水族館って円柱だったり曲面の大水槽が多いけど、こういうゴツいフレームの角ばったデザインも消えないでほしい。めんどくさい水族館オタク。

 オールドワイフという名前の魚。

 なんで???????

 意味わからなすぎて調べたらちょうど葛西の飼育スタッフの方が書かれた記事が出てきました。

www.tokyo-zoo.net

 

 個人的な葛西の推しポイント。必殺ふれあいコーナー

 当然触れないようになってはいますが何故かふれあいコーナーの端にいるんですよ。なんでそんな面白いことするの…。

 お待たせしましたペンギンファンの皆様。葛西はペンギンエリアが完全屋外屋根なしなので日光でたいへん良い感じになれます。

 体格差っていいよねの図。キングとフェアリー。これでどっちも成体です。

 葛西の推しポイントその2。バックヤード自体を展示。水族館オタクこういうの好きがちですよね。

 半透明で光っていてとても綺麗だったイカ…。

くコ:彡

 

 はい、とりあえず今回はこんなところで。

 他にも申し訳程度のクラゲとか、いろいろ魚を見せた後に今度は食事として魚を提案してくるレストランとか、本館を出て順路の終盤に突然出てくるでかいトリとか、おもしろポイントがたくさんあるので是非行ってみてください。なんかやたら安いですし(念押し)。

 

 文章と言えないほど支離滅裂なのに最後まで読んでくださりありがとうございました。ほなね~。

早朝に成田山へ行ったら滝が営業時間外だった話

こんにちは。えるです。

成田山…いいよ…」との天啓を受け、はじめて成田山を訪れてからはや一年、今年もそろそろかなということで行ってきました。

朝5時起きで。なんで?

なんか目が覚めちゃったんだもん…そもそも初回訪問から朝Twitter見てたら行きたくなったから、だったなこいつ…。

 

ということでタイトル通りで特にオチもなく、写真まとめてドバーってするだけです。

 

成田行き乗車。元々人がいないことを期待して平日に設定したけど早朝でさらに閑散としていました。雲はありましたが、少しずつ空が明るくなっていくのを車窓から見て勝利を確信。7時前に成田着。

 

わりと最近になって若鶏にこみ先生本人(あたかも偽物が存在するかのような書き方になってしまいますが、先生の作品「ぎんしお少々」とリンクした別アカウントがあります。チェックしましょう)のインスタに気付いて、そこにあった「まほろさんが入りそうな蕎麦屋」としてマークしてたお店です。ギリギリ開店前だったので帰りに朝食にしましょう。いや営業時間わからん状態で朝7時に来るなよ。

 

表参道から少し逸れた位置にある高台から。そろそろ陽が出てきそうです。今回はもっと人がいない表参道も見たかったので、これだけ撮って戻ります。

 

石化したトリ。どうも道に並んでいるのは十二支らしいぞと気付いて酉を探しました。全種確認したわけではないので違ったらごめん。他より小ぶりで絵柄(?)も可愛い。

 

例の坂です。当たり前だけどマジで人がいない。あと店が閉まっている。遠くに見えてる銀杏がもう綺麗。勝ったな滝見てくる。

 

総門から大本堂(名前調べた)。散歩してる犬と人間が少しいましたがやはり静か。お香はずっと焚かれているようでこの時間でも煙が出ていました。

 

朝日が眩しく振り返って空を見上げるとこんな感じでした。夕方は最高になれるとまほろさんは言ってましたが朝でも現象としては近いんでしょうか。

 

人の吉凶自動販売するやつ方面。

 

階段とエレベーターの方へ回り込んでいくと菊の展示が。成田山菊花大会というそうです。

 

階段を昇って成田山公園入口へ。今日は一旦通り過ぎてさらに直進してみます。

 

朝日と紅葉。角度がえぐすぎていい感じの逆光にならず。

 

西洋庭園を見下ろす図。帰宅後調べたら中央は噴水だそうです。

 

先程のポイントに戻ると少し雲がかかっていたので再チャレンジ。

 

で、問題の滝です。営業時間外でした。けっこういろんな音がするのでそれを録る目的で動画回しながら降りていったのですが、一番大きく聞こえるはずの水音がしないのでまさか…!と思ったら案の定でした。

よく考えてみればこの滝の上って何もないですし、元々「水の無い所でこのレベルの水遁を!?」状態だったので当然といえば当然でした。先程の水が出てなくて気付かなかった噴水も同じ管理なのかもしれませんが、そっちは過去の写真がないので私にはわかりません。

 

とはいえ鳥のさえずりや木々の揺れる音の心地よさ、周辺の雰囲気なんかは変わらず最高です。

若干の音声です。

 

ここから本格的に紅葉がすごくなってきます。

 

文殊の池周辺。加工したみたいな鮮やかさですが全部撮ったそのままの色です。

 

平和大塔を見上げる角度。今日の写真で一番のお気に入りです。

 

龍樹の池周辺。このあたりで銃火器みたいなでっかいカメラを持った方と2回ほど遭遇しました。同じこと考える人、やっぱりいるものですね。2枚目は月に気付いて画面に収めたくなり3枚目と分割されました。

 

10話のあたり。

 

龍智の池周辺。

 

浮御堂から。人がいない最高を共有したい。行こう成田。平日に。早朝に。

 

これは今日の「いちばん赤かったで賞」です。リチウム炎色反応みたいだ。

ここから復路です。

 

去年私が来たときに買ってきたお好み焼きを食べる場所とタイミングが掴めず流れ着いた広場。たぶんここは普段から人が少ない。

 

これの正面が撮りたかったのですが(1枚目は今日、2枚目が撮りたかった構図で昨年12月のものです)、

この一年の間に非公式(?)の道になったようで回り込むことができませんでした。残念。

 

おしまい。帰る頃には雲もすっかり晴れ、気持ちのいい朝になりました。このとき8時を少し過ぎたあたりでしたが、帰り道では既に車と人が行き来し始め、店先で鰻を捌き始めている食事処もありました。

 

成田駅への帰り道は特に写真に残してはいませんが、一つ面白いことがあったので書いておきます。

行ったことのある方はわかると思いますが、表参道にはおそらく地域のいろいろな人が書いたであろう書道展示があります。その中でたまたま目についたもので、でかでかと

 

暴力

 

と書かれているものがあり、あまりの迫力に足を止めかけました。よく見ると小さく

 

はダメ

 

とも書いてあり二度笑いました。周りが「空」とか「光」とかの中「暴力」。いいよ暴力。自信を持って。

 

で、戻ってきました成田駅。予定通りここで朝食、架空の女に食事を決められる実績、私も解除できる――と思ったのですが。

鴨うどん、品切れでした。たぶん今日の分がまだ入荷してない。かなしい…(>▱<。)

 

予定してたものが食べられないと根に持つタイプの人間なので、いつか必ず復讐(直訳)します。覚悟の準備をしておいてください。

 

それはそれとしてかき揚げ蕎麦をいただきました。かき揚げはざくざくというよりはスープに浸すとふわっとほぐれる感じで、温蕎麦に合っていて美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

最後に関連書籍の紹介です。

seiga.nicovideo.jp

www.amazon.co.jp

ハイランダーフェスでオルフェゴールが気になってる方へ――フェス後も使え――

 こんにちは。えるです。あけましておめでとうございます。

 手術やなんかでしばらくわちゃわちゃしてまして久しぶりの記事です。Twitter等では話題にしてましたがこちらではお初になります、遊戯王マスターデュエルのスクラップオルフェゴールの紹介をする内容となります。

 サービス開始から既に半年が経過していますマスターデュエルですが、このたび期間限定イベント「リミットワンフェスティバル」、所謂ハイランダー縛り大会が現在開催中です。記事を書こうと思い立った段階ではまだ「開催が発表されました」だったのですが、のんびりしてたらもう始まっていました。遅くなってごめんなさい。

 当記事では大きく分けて2つ、前半で「フェスでのスクラップオルフェゴールの初動」、後半で「フェス外でもスクラップオルフェゴールはやれるよ」という内容を掲載しています。

 

 攻略サイト等でも紹介されている通り、元々カテゴリに属するメインデッキ内のカードが各1~2枚、すべて合わせても10枚に満たない異常テーマ「オルフェゴール」はこのレギュレーションに非常にマッチしたデッキと言えるでしょう。

 今回はこの機会にオルフェゴールに触れてみたい方、まだ何を使うか決めていない方向けに、筆者が使っているスクラップ型オルフェゴールの主な展開パターンや通常レギュレーションとの違い等、表面的な内容だけさらっと紹介します。

 オルフェゴール有識者の皆様におかれましては、当記事で特にお役に立てることはないと思いますので、ブラウザバックするか、間違った記述がないか添削をお願いいたします。

はじめに

 妨害を踏んでから本命を出すのが染み付いているので先に白状しておきますが、私自身のオルフェゴール使用歴は純構築で3月~4月初頭、スクラップ型でそれ以降ずっと、といった程度です。なるべく毎月最初の週末で最高ランクまで上げ切るようにしていますが、スクラップオルフェゴールの強さを十全に引き出せている自信はないので、本当に基礎の基礎だけの紹介に留めます。

 

 より細やかに深く知りたい方は以下の記事をお読みください。私がスクラップ型に移行する際に読んで感銘を受けたものです。感謝。

arc1711.hatenablog.com

デッキ内容:イベントレギュ

 執筆段階でイベントが開始していますが参加はまだのため、内容に多少の変更が生じる場合があります。ご了承ください。

※追記

 EXデッキ変更しました。なお新たに入れた二人はまだ出してません。フェニックスとかの方が無難かも。

OUT→ヴェルズナイトメア、オーケストリオン

IN→トポロジックボマードラゴン、クルヌギアス

初動2パターン+α

 基本的な動きを紹介します。ここではイベントレギュでできる動きのみを紹介し、通常レギュでしかできない動き(ハリファイバー、ユニオンキャリアー禁止の影響を受けるもの)については次項で補足します。またハイランダー構築になったことで採用された助っ人も含まれているため、通常レギュでは優先度が下がるものもそちらで解説しますので、クラフトポイントを節約したい方は軽く目を通してください。

基本展開(1枚初動)

 終末の騎士やスクラップリサイクラー等、ディヴェルを墓地へ送ることができるカードによる1枚初動です。以下の9種からスタートできます。

0.(増援、スクラップエリア、化石調査の場合)対応する墓地肥やしカードをサーチ

1.召喚、効果を発動してディヴェルを墓地へ送る

2.ディヴェルの効果を発動、オルトロを特殊召喚

3.召喚したモンスターとオルトロでガラテアをリンク召喚

4.オルトロの効果を発動、ガラテアを対象にして星杖を墓地へ送る

5.星杖の効果を発動、ディヴェルを特殊召喚

6.ガラテアの効果を発動、星杖をデッキに戻してバベルをセット、発動

7.ガラテアに重ねてディンギルスをX召喚、効果でオルトロをX素材に

8.ディヴェルとディンギルスを素材にマスカレーナをリンク召喚

おろかな埋葬のみ、ディヴェルからギルスを出して星遺物トークンをリンクリボーに変換するなど若干手順に違いがあります。できる盤面は変わりませんが特殊召喚数が嵩むため、何もしないうちにニビルの射程に入ってしまうことだけご注意ください。

 これにより、ディヴェルで相手ターンにスケルツォンを特殊召喚してマスカレーナの効果を使える状態にし、ユニコーンやロンギルスをリンク召喚することで1枚、素材となったスケルツォンの効果で蘇生したディンギルスによって1枚の除去ができます。盤面の見た目があまりにも貧弱ですが、手札1枚の消費で最低限のリソースを確保できるので案外なんとかなったりします。

 後述するスクラップ展開と比較すると、より多くの1枚から動き始められる点・ラプターを経由しない5枚はニビル被弾時のダメージが軽微で済む点がメリットです。また、こちらのルートは純構築でもそのまま使うことができます。

スクラップ展開(1枚+手札コスト1枚)

 スクラップ・ワイバーンのリンク召喚を起点とする、以下の4種から始まる展開ルートです。

 先程の基本展開より長いため早口です。

0.(リサイクラー以外の3枚の場合)ラプターを経由してリサイクラーをサーチ

1.リサイクラーを召喚し、ジェットシンクロンを墓地へ送る

2.ジェットシンクロンを蘇生しワイバーンをリンク召喚、①を発動

3.ワイバーンの②でゴーレムをリクルートし、ワイバーン自身を破壊

4.ゴーレムでリサイクラーを蘇生し、効果で星杖を墓地へ送る

5.星鍵士リイヴをリンク召喚、効果で星遺物を継ぐものをセット、即発動

6.ゴーレムを蘇生し再びリサイクラーを蘇生、ディヴェルを墓地へ送る

7.ディヴェルと星杖の効果を使い場にオルトロ・ディヴェルを出す

8.ガラテアをリンク召喚、効果を使用後ディンギルスに変換

9.残った効果モンスター2体でマスカレーナをリンク召喚

※手順1で墓地へ送るカードとして幻獣機オライオンを採用することで、手札コストを必要としない完全な1枚初動になりますが、手札のオルフェゴールを処理するためにどのみちジェットシンクロンが必要なので、私はデッキ内のゴミを減らすためジェットシンクロンのみの採用としています。

 こちらの展開では、マスカレーナの効果発動前にオルフェゴールの闇属性縛りを踏まなくて済むため、アポロウーサも選択肢になります。ディンギルスの②によるマスカレーナ・アポロウーサの保護、リイヴ素材効果による対象に取らないデッキバウンス、オルトロの効果による打点800アップなど、少ない枚数ながら非常に強い連携で相手を妨害します。

 後攻の場合は手順3、ワイバーン②の効果で破壊するカードを相手の場から選ぶことができ、リンクマーカーも二つ増やすことができます。上述のリイヴのデッキバウンスやユニコーン・アクセスコードトーカーなどと併せ、相手の場に干渉する機会が多く、1ショットキルも十分視野に入ってきます。

 こちらがスクラップ型オルフェゴールを使う主な理由になりますが、ジェットシンクロンとスクラップゴーレムの2枚分引きたくないカードが増える点がデメリットとなります。

条件付きで初動になるカード

 特定条件下で初動あるいは上記パーツのサーチができるカードです。

 グレファーは効果の墓地送りももちろんですが、手札のオルフェゴールモンスターを処理できるのが優秀です。増援からのサーチの場合、手札の事故具合によっては終末の騎士よりこちらが欲しい場面も確実にあります。

 機界騎士2種は後攻時に召喚権を消費せずにギルスをサーチできます。別途初動を引けている場合には誘発の囮となり、無料で出せる割には高めと言えなくもない打点があるのも偉いです。

 

 上記の1枚初動あるいは準(?)1枚初動となるカードを基本とし、合わせて引いたカードで展開を伸ばしていくのがこのデッキの基本となります。

通常レギュレーションと違う点

 ここからは、上記のイベントレギュと比較した通常レギュのスクラップオルフェゴールを軽く紹介します。イベント後も使える組む価値のあるデッキだということを知っていただけたらと思います。

デッキ内容:通常レギュ

 こちらは普段から私がランクマで使用しているものです。

イベントレギュで禁止指定されているリンク2体について

 まずは一番の違いであるハリファイバー、ユニオンキャリアーについて説明します。こちらの2枚はスクラップオルフェゴールにおいてはどちらかというと「保険」に近く、ギルスやリサイクラーの召喚ができない状況でもユニオンキャリアーを経由してディヴェルを墓地へ送り、最低限の展開ができるようにするための採用となります。

 まずはユニオンキャリアーから、具体的な状況とともに動きを紹介します。条件としては、閃刀ギミック(エンゲージ、ビットのいずれか1枚)と増G、うらら、ジェットシンクロン等、適当なモンスター1体の通常召喚ができることです。

1.ビットを発動、トークンを生成

2.適当なモンスターを召喚し、アルミラージをリンク召喚

3.アルミラージのリンク先にカガリをリンク召喚、効果でビットを回収

4.アルミラージ(炎属性)とカガリ(炎属性)でユニオンキャリアーをリンク召喚

5.メインモンスターゾーンが空いたのでビットを再び発動

6.ユニオンキャリアーの効果でトークン(闇属性)にディヴェル(闇属性)を装備

7.トークンをリンクリボーに変換し、ディヴェルが墓地へ送られる

 このような流れで無理矢理ディヴェルを落とし、オルフェゴール展開に入ることができます。イベントレギュでもリンクマーカーを増やす、うららを踏むなどの目的で閃刀セットを採用していますが、通常レギュではユニオンキャリアーの存在により、これらがより大きな意味を持つカードとなっています。

※追記

 通常召喚したモンスターをアルミラージに変換してカガリと属性を合わせる手法について、現在主流の手札誘発が増Gとうららであることから、アルミラージの代わりにカイナを採用すると、閃刀姫の側で属性を合わせることができており、クラフトポイントを節約して同じ動きができるように見えます。しかしながら、アルミラージを採用しない場合、「リサイクラー+蘇生札」を持っているとき、リサイクラーの効果を無効化された場合に「アルミラージに変換して蘇生」の動きで貫通することができなくなります。もしイベント後も使ってみようかなと思っていただけているなら、ここは妥協しないことをおすすめします。

 次にハリファイバーについて。こちらはスクラップラプターに無限泡影などが飛んできた際に使えます。既に閃刀ギミックが通っていてカガリが場にいるか、別途ギラサウルスか化石調査を握っている場合にリカバリーができます。

1.ラプター(チューナー)と適当なモンスターでハリファイバーをリンク召喚

2.ハリファイバーの効果でジェットシンクロンを特殊召喚

3.ハリファイバー(機械族)とジェットシンクロン(機械族)でユニオンキャリアーをリンク召喚

4.ジェットシンクロンの効果を発動し蘇生

5.ユニオンキャリアーの効果でジェットシンクロン(機械族)にディヴェル(機械族)を装備

6.ジェットシンクロンをリンクリボーに変換し、ディヴェルが墓地へ送られる

 こちらも無理矢理ユニオンキャリアーに繋ぐことでディヴェルを墓地へ送ることができました。またハリファイバーの場合は優勢時に出してリンク値を稼ぎ、アクセスコードトーカーまで持っていくといった芸当もできます。

 以上のようにこのデッキは手札誘発を中心とした妨害を貫通して展開を続けることに長けており、また妨害がなければその分最終盤面を厚くできるため、通常レギュの環境でも充分に戦っていけるだけの力があります。より細かい個別の事例はかなり端折りましたが、デッキの個性はいくらか伝わったでしょうか。

通常レギュでは優先度が落ちる初動札

 上で紹介したイベント時の初動札のうち、以下の5枚(および増援、スクラップエリア)は通常レギュでの私のデッキには採用されていません。最後に軽く理由を書いていきます。

終末の騎士、ダーク・グレファー

 スクラップ型ではワイバーンの素材、ゴーレムでの繰り返しの蘇生に対応するスクラップ組の価値が大きく高まるため抜けやすいです。純構築では普通に入りますし、闇属性を指定するヴェルズXモンスターの素材になれるなど固有の強みもあります。

マスマティシャン

 効果の面ではリサイクラーと同様ですが、終末グレファーやスクラップモンスターと比較すると各種素材としての利点がなく、上記の初動を全部入れてもまだ足りないというような、今回のイベントレギュ以外ほぼほぼ起こりえない状況下でのみの採用となると思います。

機界騎士2種

 こちらはどちらかというと後攻向けのカードで、先攻時も既に展開が通っていれば雑にリンク値を嵩増しできますが、リサイクラーのサーチ手段が十分な通常レギュでは抜けやすいです。もっと枚数を増やして機界騎士オルフェゴールとする構築ならさらに活躍するかもしれません。

おわりに

 説明らしいものは以上となります。いつもTwitterで言っている「攻略サイトのTierリストにオルフェゴールを載せたい」は冗談ではなくわりと本気で言っているところがあるので、これでも真面目に布教活動をしたつもりです。スクラップオルフェゴールの今回のイベント適性、通常時はさらに安定性が高いことなど、このデッキの良さが少しでも伝わっていれば幸いです。

 それでは、拙い文ですが最後までお読みいただきありがとうございました。

 

巧妙な宣伝

 ぎんしお少々(若鶏にこみ先生/芳文社)2巻が6/27(月)に発売されます。全人類読みましょう。

houbunsha.co.jp

成田山公園12月号(Twitterに上げた写真の再録です)

・巧妙な宣伝

 ぎんしお少々(若鶏にこみ先生/芳文社)、現在1~3話と11・12話が公開中です。私が全人類に読んでほしい成田回は10話なので単行本も買ってください。じんわり温かい気持ちになれます。

seiga.nicovideo.jp

 

・以下Twitter投稿分の再録

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 買い物に行こうと思って外に出たら予想より空が青くて嬉しくなったので、二度目の成田山アタックをしました。今回も文はないです。

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 表参道が北へぐょんっって曲がるとこを無理矢理直進してみました。

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 突き当たり。眺めがよく桜っぽい木も生えてました。そのまま真っ直ぐ突き進むことは叶わず結局北へ回り込む形に。

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 坂を下っていくところ。こういうのがあると遠くへ来たなって感じがして嬉しくなります。

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 到着。本当に意味わからんくらい天気が良い。

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 前回見逃してた聖地(?)。人の吉凶を自動販売するやつ。いや見逃すわこの情緒のなさ。

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 例の滝。水たまりと大量の落ち葉で先月とはまた違った良い雰囲気に。

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 滝の向こう側から陽が差して光に透ける葉が綺麗なの、やっぱり意識して作られてるんですかね。あまりにも簡単に最高になれてしまうので何かの罠か…?みたいになる。

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 もううわーしか言えない。

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 うわー。

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 池方面へ。うわー。赤いのはほぼ全部散っていましたが好天の暴力のもとではこの通りです。

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 さっきの逆光が良すぎて味をしめています。沈んだ落ち葉も綺麗に見えて良いですね。

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 これも逆光シリーズ。

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 顔のいい鳩、浮御堂にて。鳩を見ると「あ、七瀬妹」となります(すぐ逃げる小鳥を秋映さんとする対比)(???)。

 どうでもいいんですがGoogle map見ながら書いてたらこの浮御堂、これ単体に「卍」マークのピンがついてました。ななちゃん様は神性。

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 復路で横道に逸れたとこにひっそり生えてる鳥居と祠。木の根でガタガタになった階段にエモを感じました。

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 根。土が木を支えているのか木が土を支えているのか分からなくなります。

・おまけ

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 念入りに禁止される秋映ハチ。かなしい。

 

・巧妙な宣伝

 ななちゃんさんとはちさんが話題に出たということは?

bookwalker.jp

  1・2巻好評発売中!主人公のくせに裏表紙に隠れてすごい顔してる青野林檎さんをぜひ見てほしいので単行本買ってね。ぎんしおと地続きの時空だけど中身はすけべアンジャッシュです。恐ろしいね。

 

 最後まで見ていただきありがとうございました。それではよいお年を~。

推しカプがデートした成田山公園に行った日記と当該作品の宣伝

 成田山へお散歩に行ってきました。タイトル通りです。「よし今日だな、行こう!」と思い立ち、手ぶらで家を飛び出しました。

 枚数は少ないですが主に写真をまとめる目的で日記にしておきます。

 

事のはじまり

 私の大好きな漫画作品である「ぎんしお少々(芳文社/まんがタイムきららにて連載中)」の10話で、登場人物の鈴とまほろがこの成田山公園でデートをします。詳しいお話や登場人物の関係などはここでは割愛しますが、私はこの10話が特にお気に入りで、このたび10話がきららベースに掲載されたこと、作中のキャラクターや作者の若鶏にこみ先生の「秋に行って!!」という熱い宣伝(?)を受け、このたびの突発撮影クエストが発生したわけです。

seiga.nicovideo.jp

 

成田駅~総門

 10時過ぎに千葉駅を出発。千葉に住んでそこそこ経ちますが、千葉駅から東にはほぼ行かないので、思っていたより急激に田舎になっていく景色にややテンションが上がりました。

 30分ほどで成田駅に到着。これは早とちりだと後で判明しますが、到着ホームの向かいの電光掲示板に出ていた千葉行の間隔が1時間あったので「ぎんしお、マジじゃん!」とさらに嬉しくなると同時に、これは帰りに向けて計画的に動かねば、と若干身構えました。

 駅を出て地図で方角を確認し、表参道という明らかにそれっぽい道に沿って成田山へ向かいます。車道の舗装からして普通の道路と違っており、道に迷う心配はなさそうです。歩道や道沿いの店舗は新しく綺麗な印象を受けますが、全体的に背の低い建物で統一されていて、観光地として雰囲気を大事にデザインされているのかな、と感じました。

 しばらく進むと、清水寺前の土産屋通りを思わせる下り坂が現れました。自分はこれから山に登るものだと思って歩いていたので少々面喰いましたが、周囲の様子からもここで間違いなさそうなのでそのまま下っていきます。

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 ここ歩いてて思ったんですが、食事処が悉く、うなぎ・寿司・天ぷら・蕎麦なんですよね。つくづくJKと社会人の1年生がデートする場所じゃなくて、まほろさんの不器用、出てるな~、と笑顔になりました。「しこたま遊んだ」と表現するくらいだし、この近辺のどこかで一食は挟んでるのかなと思います。ここの少し手前には綺麗なサンドイッチなんかが載った看板を出してるお店も見かけましたが、鈴さんに引っ張られてそういうお店に入ったのか、それとも「大人」の力を見せることができたのか、どっちにしてもまほろさんは可愛いですね。

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 総門に着きました。でかい。豪華。

 

例のエレベーターと成田山公園

 ここから作中に出てきた場所を探して歩きました。単純に暑かったのと寺社仏閣の類はどこまで撮影していいかわからなかったので建造物は端折ります。

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 道中、個人的にエモを感じた画。登り切った先に空しか見えない坂ってなんかいいですよね。

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 まほろさんがエレベーターに乗り、鈴さんが階段で先回りしていた場所です。エレベーターは2基ありますが、作中でまほろさんが乗らなかった側は現在停止中でした。人の多い休日だけの稼働だったりするんでしょうか。

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 エレベーターから少し進むと右手は薄暗い林になっていて、そこへ降りていく階段があります。この先、作中では端折られているのですが、滝と飛び石のある小川があり、そこの雰囲気がとても神秘的でした。

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 そもそも今回ここへ来るきっかけになったのが、作者の若鶏にこみ先生の、成田山公園の写真のリツイートとともに発信されていた「初見の成田山公園で一番ビビッた空間だ……」という発言なのですが、目にしたらそういう衝撃が一発で伝わる場所です。すごい。

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 ここも実際に行ってほしいのですが、私の乏しい表現力だと「セレビィが出そうな空間」となります。

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 小川にはおそらく複数の鳥がいたのですが、ちょっと小さめの鳩しか撮れませんでした。鳩は撮るのが(比較的)楽で可愛いね。

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 ここからまた作中で出てきたゾーンに戻っていきます。まほろさんがモミジに気付き、紅葉シーズンに思いを馳せるシーンがありますが、本当に「今」でした。

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 一様に赤くなっているのではなく、緑と混ざり合っていたり、池に映っていたり、逆光に透けていたり、様々に楽しませてくれます。すぐに出発を決めて本当に良かったです。

 

おわりに

 ぎんしお少々10話の掲載中と紅葉シーズンの内に間に合わせたいために、朝にTwitterを見て出発を決め、その日のうちに記事を書く荒っぽいやり方となってしまいましたが、少しでもこの作品と成田山の良さが伝わっていたら嬉しいです。私自身、所謂聖地巡礼という行為はしてこなかった人間なのですが、今回のことを通して、作品外でも素敵な出会いがあると知ることができました。

 雪はあまり期待できなそうですが、近いうちにまた行ってみようと思います。

 ありがとうございました。

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 雰囲気は異なりますが前作も面白いのでおすすめです。桃色。

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